なんだか父上の様子がおかしい。 「さ、飲みなさい」 「感謝します。」 お茶を飲むと父上が、ふっと笑う。 普段は見せない姿にむせそうになるのを止める。 「…父上。何かお話でも?」 おずおずと聞くと、父上もぎこちなく話し出した。 「白蘭。お前には話しておこうと思ってな。」 なんだろう。 「何度も言うか言うまいか迷った。だが、もうお前も成人した。この先いつ村に戻れるかわからん」 「はい」 「お前が成人するまで私は親としてお前を育ててきた。」 「はい」