天空の姫Ⅰ ~二人の皇子に愛された娘~

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今日も白蘭に会いに行こうと早朝から支度をしていた紅蓮の元に朱雀が勢いよく入ってきた。


「紅蓮様!大変です!」

「どうした」

「魔帝が八咫烏一族を罪人として捕縛しろと兵に指示を出しました!」

「なんだと!?」


父上は何を考えているのだ!

すぐに朱雀と軍に白蘭と八咫烏一族を守るように伝える。


「すでに八咫烏の長は捕縛されたとの報告が!」

「陶武殿が!?…私が父上に直談判しにいく!」

「危険です!!謀反だと思われるやも!」

「構わん!」


宮をでると早くも魔帝の兵士に囲まれる。


「お前たち、私が誰か知っていて刃を向けているのか!」

「殿下!皇太子宮にお戻りください!!」

「…私に指図するな!」

「殿下!」

「どけ!!!!」


火炎術で兵士を何十人も薙ぎ払う。

同じ魔界の者でもいまは手加減してる暇もない。