「羅刹は願いを叶えるが、契約の証に羅刹が望むものを差し出さねばならない。」 「望むもの…ですか」 「時に身体の一部。時に法術の全て。時に命そのものだ。…友を救いたいというのならば試すといい」 口角をあげて玲心を睨むと体をすくませた。 「魔帝陛下。あまり玲心をいじめないでくださいな。これでも私の一族なのです」 魔后が思ってない言葉を並べる。 くだらぬ。 引き続き政務をしようとしたところ、魔后が信じられないことを言った。