兎月と人間界に行くと珍しく白蘭が先に来ていた。 「白蘭!」 「あっ。月影。兎月も!」 薬を調合するのを止めて白蘭がこちらに向かってくる。 「珍しくここ数日、姿が見えないから心配していたのよ」 「すまない」 「月影様は忙しいのだ!色々あったのだ!」 天界は朝だったが人間界では、もう夕方だ。 「謝罪として今日は私が食事をつくる」 「今日もでしょう。でもお願いするわ」 「わかった」 兎月には薬草摘みを頼み、私と白蘭で夕食をつくった。 いつも以上に上機嫌な白蘭に私はきいた。