「あら、かわいい」
兎を抱き上げ、ふわふわの毛並みを堪能する。
「可愛いとはなんだ!私は男だぞ!やめよっ。」
「兎がしゃべった!!」
「しゃべって悪いか!ちょっ。娘どこを触っている!月影様ー!お助けを!!」
「白蘭。それくらいにしてやってくれ」
月影が笑いながら言うのと同時に兎が私の腕から逃れる。
「どうしたの?その兎」
「私の従者の兎月だ。わけあって人の姿は保てない」
月影の足元から兎月が私を警戒している。
「そうなの!兎さん歓迎するわ!」
家に三人で入ると、家は月影が保ってくれていたのか綺麗だった。
さすが私の友ね!


