闇夜ヨルの恐怖記録 3

痛みが体に走って目を見開く。


自分の体がここまで弱っていたことに、初めて気がついたのだ。


「私は大丈夫よ」


こけてしまった看護師に手を借りてどうにか起き上がり、ベッドへ戻った。


自分の筋力よりも女性看護師の方が力が強いことに愕然としてしまう。


シュンヤは素直にベッドに横になり、点滴を受け入れたのだった。