最強総長に、甘く激しく溺愛されて。 - RED KINGDOM -

その妖しい表情を見て、ようやく「もしかして」と思った。


これでも人並みに少女漫画を読んできた私。

誰もいない保健室でふたりきり、ときたら……?




「きゃっ、あ!?」

手を掴まれたかと思えば、次の瞬間には足元をさっと払われる。

バランスを崩した体は、そのまま見事にベッドへ投げ出された。



起き上がろうとするも、びくともせず。


「あ……、えと、あの」

私に覆い被さる黒土くん。



……押し、倒されて、いる。

力でだめなら、せめて言葉で説得しようと口を開くけれど、そこから先がまったく出てこない。




「笑えるくらい無防備」

「……っ、」

「どんな反応するかなって、試しに押し倒してみたけど」



反対の手が伸びてきて、首筋をつー…っとなぞる。


「ひゃ、あっ」