「黒土絢人を出せ」
そんな簡単にはいかないと思っていたのに、絢人くんはあっさり姿を現した。
「──りょー、君……。こんなとこに来させてごめんね。
……るなこも」
にこりと微笑む絢人くん。
なんとも言えない笑顔だった。
寂しそうにも見えるし、バレたことを諦めて開き直ってるようにも見える。
「絢人。お前が今ここにいる理由は?」
「……残念ながら見ての通り。おれはこっち側の人間だったんだ、ごめんね」
「……。黒帝のKINGはどこにいる?あいさつがしたい」
絢人くんは答えない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…