最強総長に、甘く激しく溺愛されて。 - RED KINGDOM -


開け放たれた門を通過して、だだっ広いグラウンドをドリフトしながら猛スピードで進む。


もう目と鼻の先には黒帝の校舎。


ばくんばくん。

ひえ……私、死ぬのでは………?



キキーッとブレーキ、車は回転しながら、校舎の壁に平行にぴたりと止まる。



それはそれは華麗なるハンドルさばき。
素人でもわかる。



「い、一瞬、走馬灯が見えました……っ」

「っ、ゲホッゲホッ、だからっ、あんまり笑わせないでよね」



そんな、私は真剣に怖かったのに……。