「おや、見ない顔がいる。授業中になーにしてるの」
「んえ!?」
突然、視界に映り込んできたのは男の子。
制服からして同じ高校みたいだけど。
えっ、だ、だれ………?
「ふうん。七原了の顔を知らないってことは、転校生ってところかな」
「えっ、ななはらりょう……!」
「おや、ご存知?」
「な、名前だけ! REDのディーラー? で、伝説で、さいきょーな七原了って人がいるって巫くんが」
「へえ、夕市がそこまで話す女の子がいるとは」
うっ、もしかして怪しまれてる?
REDの伝説だって人に怪しまれたら元も子もない……。
かくかくしかじかで……と急いで事情を説明した。



