「……もし仮に、俺がQUEENを指名したら、お前はどこに住むんだ」
「う、あ……。探せば、いくらでも空いてると思うんだよね。例えば、医務室とか仮眠室とか、寝るところならいくらでも……っ」
しーん……。
沈黙。
あきれてるのかな。
なかなかに長い沈黙だった。
息をするのも躊躇われるくらいの静かな静かな時間。
なんか、話題変えたほうがいいのかな……。
次のセリフを探して、暗闇に目を泳がせた。
その矢先。
「もうしばらくは、お前がQUEENでいーよ」
「っへ? ……や、もうしばらくは、って……私、そもそもQUEENじゃないのに」
「俺がひと言、本田サンがQUEENだって言えば、お前はQUEENになるんだよ。それでいいだろ」
なっ……。
部屋がないから同情してくれるのはありがたいし
本当は優しい怜悧くんらしいけど……!



