最強総長に、甘く激しく溺愛されて。 - RED KINGDOM -


当人より、説明してくれる巫くんのほうがすごく楽しそうに喋ってる。



「るなこは知らないでしょ。毎年、世間が投票率がどうとか騒いでる裏では、ギャンブル狂たちによって莫大な金が動かされてるんだよ。それはもう、るなこの想像を絶する額がね」

「僕もびっくりしたー! 地方選であれだもん、国政選なんかもっとすごいよー!」

「へ、へえー、すごいんだね」


なんてありきたりな返事しか出てこない。


生きてる世界が違うと世間話にすら、こうもズレが生じるものなんだって、びっくりして、相づちでしか会話に交ざれないんだもん。


そうこうしているうちに時間はまたたく間に過ぎて、

お昼休み終了まであと5分となっていた。


ローストビーフを食べ切らなきゃと無言でもぐもぐ頬張る私をよそに、3人とものんびりまったり会話を続けている。