「そーそ。女は欲望のかたまり。おれたちが原因で友達がいないんなら、おれたちをダシにすれば真逆の効果が得られる」
「おおーっ、なるほど! 確かに確かに!」
「ええと、どういう……」
追いつかない私を置いて
「ということで。オレたちのこと、特別に教えてあげるね」
それは、突然始まった……。
さっきまでふざけてたはずの3人の表情が、心なしか真剣なものに変わった、ような気がした。
「はいこれ。オレたちの極秘情報が入ったファイル。まずは名簿からいこうか」
私の方へ向けて、鍵付きの真っ赤なファイルが差し出される。ざっと上から目を通した。



