「で、るなたそはなんで元気なかったの?」
「女友達が欲しいらしーよ」
私の代わりに絢人くんが勝手に答える。
うん、そういうことにしてた。でも、女の子の友達がほしいのは本当。
もう無理だろうけど、心の底から求めてる……。
「女の子のいざこざは男より面倒だから、オレはおすすめしないよ」
「そうだよー!僕たちがいるじゃーん! それじゃだめなのっ!?」
「だめだから、るなこは悩んでるんでしょ」
「だ、だめってわけじゃないけど!」
絢人くんたちがいなかったら、今もひとりで過ごしてただろうし、むしろ感謝しかない。
「るなこに友達がいないのは、おれたちのせいでもあるからさー?」
「てか100パーセント僕たちのせい!」
「なら、いくらでも方法はあるよ。女の子なんてみんな簡単だから」
にこ、と微笑んだ三好くん。
ピアスが優雅に揺れる。



