最強総長に、甘く激しく溺愛されて。 - RED KINGDOM -



おかげでいじめられなくて済んでるけど、茶番劇いつまで続けるつもりなんだろう。



「3人とも離れて……お弁当が冷めちゃうよ」


いーやーだーと、大げさにだだをこねる3人。

完全に面白がってる……。

やっぱり怜悧くんがいないとめちゃくちゃだな、この人たち……。



制服が裂けそうな危険を感じたから、無理やり引き剥がして席に着かせた。

さあさあお弁当。
蓋を開けるとそこには──。


「わあ、ローストビーフだ……!」

豪華お弁当って本当だったんだ……。
うーん、やわらかいお肉さいこうっ。


「あ、るなこが元気になった」

「えっなになに、るなたそ、今日もしかして元気なかったの!? 僕のお肉もいる!?」

「食い気のある女の子ってそそるよね、ほらもっと食べな」


お箸の反対を使って、1枚、2枚と積み重ねられていくローストビーフ。


と、とんでもなく甘やかされている……。

……食の面から。