──赤帝高校4階。
ロの字型のテーブル。
全7席ある中、12時40分時点で集まっていたのは私を含めて4人。
三好くん、絢人くん、巫くん。
「また怜悧くんがいないー! 最近忙しそうだよね、僕もつれてってほしいのに! 寂しいの嫌いだもん~。るなたそがいるからいいけど!」
盛大なため息をつきながら、巫くんはどうしてか私の腕にからみついてくる。
「はあ、るなたそ……」
「なあに?」
「怜悧くんばっかりするい、僕の部屋にも欲しい、るなたそもう1台」
「台……」
私は機械か何かなの……?
面倒だから突っ込まないでおく。
「夕市だめ。るなこはおれの下僕って言ったでしょー」
「チャンるなはオレの彼女でもあるの忘れないでね、4番目だけど」
ぐええ……
3方向から引っ張られて、体があっちに行ったりこっちに行ったり。
あの設定、まだ生きてたの……?



