最強総長に、甘く激しく溺愛されて。 - RED KINGDOM -


「絢人くん、授業聞かなくていいの?」

「おれはるなこがいるから教室に来てるだけ。REDの幹部は単位取れれば問題ないしー」


「でも単位取るには出席日数とか……」

「そんなん言ってたら、おれたちみーんな留年することになるけど? 特に怜悧くんと三好はね」

「……特別扱いなんだ?」

「ちゃんと進級テスト受けてまーす。ていうか、おれたちはむしろ、教室に繁頻に出入りするのを禁じられてる立場なのでねえ」



ああ、そうだったね。
進級テスト――REDの幹部が受けてるって思うと、なんか笑ってしまう。

でも出席日数とか関係なしに単位取れるってことは…… 要は特別扱いってことに変わりはないよね。



「それよりるなこ。このあと、4階のあの部屋に集合でよろしく」

「えっ、またなんかゲームするの? ご存知の通り、私はババ抜きしかできないけど……」

「その、遊びもろくに知らないるなこちゃんに、もっと REDのことを理解してもらおうって企画が進行してるんです」


私のための集会ってこと……?