受け入れるっていうより、私が誘ったって表現が正しいかもしれない。
どちらにせよ無意識。
ギリギリのギリギリまで優しく攻めて、それ以上は決して与えず。
たまらないもどかしさに、もっと深くまで欲しいって
最終的には私に強請らせるんだから酷いと思う。
暗闇に目が慣れてきた。
怜悧くんはどんな表情してるのかなって、こっそり見つめようとしたら、決まってすぐにキスされる。
ぼんやり……。
これじゃあ、近すぎて焦点が合わないよ。
ぽーっとした頭で何度目かわからないキスを受けて、“くらくら”が“ぐらぐら”になって。
そろそろ酸素ボンベが必要だ……と考え始めた頃、
ベッドで向かい合ってたはずなのに、怜悧くんの体が
いつの間にか私の上にあることに気づいた。
「なんでぜんぜん抵抗しねーの、」
「っ、ひゃぅ」
首筋。
「慣れてんのか……それとも男の押しに弱いのか」
肩。
「顔がよく見えねえからわかんねーな」
胸元……。
――えっ、胸元?
い、いつの間にはだ……はだけてたの!?



