私の……大好きなお母さん。



「お母さんにも今度、恋人さんに合わせてね」



喜んでくれているのか、嬉しそうにそう言ったお母さん。



「う、うんっ」



大好きな人を、大好きな人に会わせる。それはきっと……とっても幸せなことなんだろうな。

その日を想像するだけで、口元が緩んだ。