「っ、ふっ…かーわいい、声…」
こ、これ、なにっ…?
息、出来ないよ…っ。
がっ君の胸を叩くと、髪を優しく撫でられ、もう片方の手で耳を弄られる。
「鼻で息して」
キスの合間の言葉に、言われた通り息をした。
「そう…いーこ…」
だ、ダメっ…もう、なんにも考えられなぃ…。
ふわふわして、くらくらして、ただ目を閉じがっ君にされるがまま。
がっ君は口内を蹂躙する舌を止め、あろうことか、それをわたしの舌に絡めてきた。
触れ合ったところが、ぞくぞくして漏れる声が止まらない。
「はっ、…んぅっ…」
がっ君はとても満足気な様子で「フッ…」と笑い、ますます動きを加速させた。

