「してみる…?俺が教えてあげるから…」
お、大人の…キスを?
き、になる…かも…しれない…。
でも、きっといつものキスより、す、凄いやつなんだ…っ。
それは、恥ずかしいかもしれなぃ…。
「うっ…」
「ねぇ、したいって言って…?」
「……が、がっ君は、したい…?」
ズルいわたしは、そんな質問に逃げた。
「…うん。俺はしたいよ…。でも、桜が嫌なことはしたくないから、無理にはしないよ」
優しい声でそう言われ、指で首筋を撫でられた。
ぞくぞくして、また変な声が出ちゃいそうになる。
がっ君は、わたしの返事を待っているのか、何も言わず見つめてくる。
〜っ。
「…え、えっと…お願い、しますっ…」
意を決したわたしは、目をぎゅっとキツく閉じた。

