【完】君は狂った王子様。Ⅱ


先に部屋へ行って、ベッドへごろんと寝転ぶ。

肌寒さを感じて、掛け布団に包まった。


もう冬だもんね…布団一枚じゃ寒いかぁ…。

明日わたしも毛布を干そう…。



そんなことを考えていると、部屋のドアがノックされた。



「桜子、お待たせ」

「ううん。お母さんとお父さん運んでくれてありがとう」

「二人とも、酒癖悪いからな。ははっ」

「今日は特にベロベロだったね。ベッド少し狭いけど…お兄ちゃん入れる?」



壁際に寄ると、お兄ちゃんが寝れるくらいのスペースは確保できる。



「ああ、大丈夫だよ。ありがとう」



ベッドに、入ったきたお兄ちゃんと肌が触れる。