【完】君は狂った王子様。Ⅱ




がっ君に、お兄さんとのことが落ち着くまで居てくれていいって言ってもらったけど、もうここに泊まらせてもらう理由も、無くなっちゃった……。

一日中がっ君のそばにいれるのが幸せだったから、少し寂しい……。



「ああ、それなんだけど、桜の両親にはテスト勉強の為に泊まり込みするって伝えてあるから」

「……え!そ、そうだったんだ……」

「ご両親には、お兄さんとのことなにも話してないよ。テスト期間が終わったら、安心して家に戻って大丈夫だから」



ってことは、今週いっぱいは居てもいいんだっ……。



「桜を預かったからには、テストで良い点採らせないと」



「ご両親にもよろしく頼むって言われたからね」と、冗談交じりに微笑むがっ君。

わ、わたしも、テストしっかりしようっ……!