わたしは、ずっとがっ君の家にいて、大丈夫なのだろうか。 お母さんとお父さんには……もう知られてしまっているのだろうか。 想像するだけで、冷や汗が頰を伝った。 「大丈夫だよ桜」 包むようにそっと手を握られて、ハッとする。 「全部俺に任せてって言ったでしょ?桜がなんにも心配することはないように、片はついたから」 がっ君が一体どんな対応をしてくれたのか、わからない。 けれどその言葉ひとつで、何故だか全てが大丈夫な気がした。