「……え?」
途端、ぽかんと不思議そうな顔をするがっ君に、手を伸ばす。
両頬を手で覆って、視線をわたしから逸らせないように固定した。
がっ君、全然わかってないっ……。
わたしのこと、なんでも知ってくれてるのに……全然、わかってないよ……っ!
「なんでもひとりで決めないで……!二人で話し合って、決めたいの!」
「桜……」
「だって……わたしのせいで誰かの人生が変わっちゃうなんて……知らないところで自分が関わってるだなんて、辛いっ……。
それに、がっ君ひとりが悪者になるのも、いやなの……っ」
大きく見開かれた瞳。
そこに自分が映っていることを確認して、口を開いた。

