睫毛が長すぎて、影が出来てるよ……肌も白いし、髪サラサラだなぁ〜……ふふっ。


……かっこ、いいなぁ。


こんなカッコイイ人がわたしの恋人だなんて、未だに夢見たいだと思う。

がっ君の頰に手を添えると、くすぐったそうに「んっ……」と声を漏らした。

けれど目覚める気配はなく、それを良いことに、頰や髪を触る。

いつもはわたしがされっぱなしなので、なんだか良い気分。えへへっ……。



「がっ君、朝だよー……」

「……」



本当に熟睡してる……。

固く閉ざされた瞳を見て、突然湧き上がるいたずら心。

キス、しても……起きないかな……?