心地いい眠りの中で感じていたのは、暖かい温もりと、優しい愛情。



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「んっ……」



ま、ぶしい……。

窓から差し込む光が、わたしたちが眠るベッドを直視していて、朝の訪れに目を覚ます。

身体を起こそうとした時、激しい痛みに襲われた。

うっ……こ、腰が痛いっ……。


がっ君が言ってた痛いって、後から来るものだったの……!

……あ、そういえば。


隣でスヤスヤと気持ちよさそうに眠っているがっ君を見つめて、口元が緩んだ。

珍しいな……いつもわたしよりも先に起きてるから、がっ君の寝顔って貴重……!


たまにしか凝視出来ない綺麗な寝顔を、じーっと見つめる。