俺が……幾月幾許、必死の思いで理性を抑えて、抑えて抑えて抑えて……もう、頭がおかしくなりそうなほど、
桜とひとつになれる日を心待ちにして、妄想の中で、何度桜を犯したか。
俺の下でめちゃくちゃに泣かせて、喘がせて、甘やかせてーーそんなこと、桜は知る由もない。
知ったら、桜引くよ?
きっと、俺のこと気持ち悪いって思うよ。
俺はそれくらい、醜い欲望を膨らませてるんだ。
「本当に、……わかってるの?」
柔らかく、きめ細やかな頰を撫でて、少しだけ低い声を発した。
「……今からすること、わかってる?」
俺を受け入れること、後悔しない……?
眉の端を下げ、困ったような表情をする桜。
ああ……写真に収めたい。

