「ね、見て!あの水色の所!星みたいになってるっ!」
「うん。そうだね」
指を指してがっ君の方を見ると、相槌は打ってくれたものの、イルミネーションではなくわたしの方を見ているがっ君。
「がっ君、何処見てるの?」
「ふふっ、桜見てるの、ばれちゃった?」
「わ、わたしっ……?わたしより、イルミネーション見た方が楽しいよ?」
「俺は……桜を見てた方が楽しい」
「〜っ」
「ほら、すぐに赤くなって……可愛い」
ちゅっ、と、小さな音を立てて、不意打ちのキスをされた。
「こんな光の塊たちより、桜の方が何倍も……比べ物にならないくらい綺麗」
吸い込まれそうな紅の瞳に見つめられて、顔が沸騰しちゃいそうなくらい熱くなる。

