一体どこまで続いているのだろうかと思うほど、イルミネーションは夜を明るく照らしていた。
「凄い……!」
これを、用意してくれてたの……?
がっ君の顔を見つめると、わたしの視線に気づいて、柔らかく笑ってくれた。
その笑顔に、なんだか感動してしまって、涙が溢れる。
「桜?どうして泣くの?」
「……っ、だって、わたしのために、連れて来てくれたんでしょっ……?嬉しくて……っ」
「……ははっ、泣いて喜んでくれるなんて、ここを選んでよかった」
わたしなんかに……ここまで尽くしてくれる人は、世界中どこを探したってがっ君しかいない。
一体どうして、がっ君がわたしなんかを好きになってくれたのか……こんなにも愛してくれるのか、それはわからないけれど、ずっとこの人の隣にいたいと、ふと改めて思った。

