「どうしてまた俺の前に現れた」


会いたくなんて……なかったよ。


「ねえ。……赤星く……」



のしかかられ、身動きがとれない。



重い。


それになに、この静けさ。


ウソでしょ。


ねえ……まさか、



「寝てるの?」



し、信じらんない。

普通こんな状況で寝る!?


どいてーーーっ!!!



「よい……しょ」



なんとか服を着なおして赤星くんをどけ、そのままわたしもベッドにた倒れ込む。



「バカ」



ほんと、自由すぎ。


もうやだ。


寝る。


わたしも、寝る……!