「しかし、二卵性双生児だからか似てないな、外見」

「カレカノにでも見えるわけ?」

「まぁ、息ぴったりだし」

「「二卵性の前に双子だからね」」

「ほら」


弟を顔を見合わせる


「そんなこと言う信治には、ココアもケーキもあげなーい」


そういって和葉は彼のを取り上げる。


「まぁまぁ、二人とも。信治にさっきの結果を言わないと」

「はいはい。」

「察すが会長、わかる女はモテますよ!」

「女心のわかる男はモテる、の間違いじゃない」


呆れるようにそういう、私


「どっちでもいいんですよ」


大丈夫かなぁ、と心配になる

明日、彼は告白するのだ。今までが長かったのだ。