……――――――………。
私は今、生徒会室にいる
悪さをしたというわけではない
私がここにいるのは、生徒会長だからだ。
「はっくしょん!」
大きなくしゃみだが先ほどまで外にいたため、仕方がないかもしれない
そう思っていると、コトッ、と音を立てておかれた湯気の出ている紅茶
「おぉ、さすが副会長。俺の気持ちがわかってるね~」
そういうのは先ほど盛大なくしゃみをした宮川 信治
「違います。放課後のこんな時間まで外にいたら体は冷えているに決まっているでしょう」
すかさず突っ込むのは私の双子の弟の夜月 和葉
「信治はホットココアで、姉さんは紅茶ね。あ、アップルだから」
「うん、ありがとう」
「あ、あとこれお菓子ね」
「あ、お菓子は―――」
「ケーキだから、切っといたよ」
「ありがとう」
そうしてまた、ケーキがおかれる
もちろん目の前の生徒にも
私は今、生徒会室にいる
悪さをしたというわけではない
私がここにいるのは、生徒会長だからだ。
「はっくしょん!」
大きなくしゃみだが先ほどまで外にいたため、仕方がないかもしれない
そう思っていると、コトッ、と音を立てておかれた湯気の出ている紅茶
「おぉ、さすが副会長。俺の気持ちがわかってるね~」
そういうのは先ほど盛大なくしゃみをした宮川 信治
「違います。放課後のこんな時間まで外にいたら体は冷えているに決まっているでしょう」
すかさず突っ込むのは私の双子の弟の夜月 和葉
「信治はホットココアで、姉さんは紅茶ね。あ、アップルだから」
「うん、ありがとう」
「あ、あとこれお菓子ね」
「あ、お菓子は―――」
「ケーキだから、切っといたよ」
「ありがとう」
そうしてまた、ケーキがおかれる
もちろん目の前の生徒にも