イケメン総長様から独占されてます ~独占欲強めな総長様の一途な想い~



撫でられたところが異様に熱い。


午後の授業は全く集中できず、先生に怒られることになった。





迎えた放課後。


「心優」


流羽さんが私を迎えに来てくれた。


「キャー、流羽様よ!」


「こんなに近くで見たの初めて!」


「流羽様が桜川さんに何の用かしら?」


その途端、周りが騒がしくなった。


女の子は皆目をハートにしてる。


流羽さんは本当に人気なんだなぁ……


「流羽さん。ちょっと待っててください」


まだ帰る準備ができていなかった私は、慌てて帰る準備をした。


準備ができ次第、流羽さんのところに駆け寄る。