夜の肌寒さを感じながら、スマホを弄り時間を潰した。


お兄ちゃんは私が居なくなっている事に気付いるだろうか。


きっと、心配しているよね……。


ただ、お兄ちゃんの気持ちを知って一緒に居るだなんて酷だ。


頭の中でどうするのが最善策かと考えるが、答えは出ない。


そうしているうちに30分が過ぎたのか、空からメッセージが届いた。


私は不謹慎だ__


こんな時に、空の声が聞きたくて堪らない__