◇ ◇ ◇
たくさん並んでいる特製絆創膏を前に、私はふうっと息を吐く。
「エリー、今日もたくさん作ったねえ」
「うん。五十枚作ったの。聖騎士団の人達が、みんな無事に任務に当たれますようにって願いを込めたんだよ」
「それは、みんな喜ぶと思うよ」
カミラさんは作りたての特製絆創膏を前に、にこにこと笑う。早速それをトレーの上に並べると、カウンターの上に置いていた。
(イラリオさん達、そろそろ帰ってくる頃かなあ?)
カウンターから見える空は茜色になりつつあり、白い雲は一際濃い色に染まっていた。巣に帰る鳥達が群れになって飛んでいる。絆創膏作りを手伝ってくれたガーネとベラが、地面の上を跳びはねて遊んでいた。
今日は早く帰れるといいな。今日の夕ご飯、イラリオさんの大好物なんだよね。
そんなことを考えながら、私はアルマ薬店のカウンター前で過ごす。
そのとき、のんびりとしたときの流れを破るように突然目の前に黒いものが現れ、私の胸に飛び込んできた。私は咄嗟に両腕でそれを受け止める。
「エリー。大変にゃ!」
「え? イリス!?」
「とにかく、すぐ行くにゃん」
たくさん並んでいる特製絆創膏を前に、私はふうっと息を吐く。
「エリー、今日もたくさん作ったねえ」
「うん。五十枚作ったの。聖騎士団の人達が、みんな無事に任務に当たれますようにって願いを込めたんだよ」
「それは、みんな喜ぶと思うよ」
カミラさんは作りたての特製絆創膏を前に、にこにこと笑う。早速それをトレーの上に並べると、カウンターの上に置いていた。
(イラリオさん達、そろそろ帰ってくる頃かなあ?)
カウンターから見える空は茜色になりつつあり、白い雲は一際濃い色に染まっていた。巣に帰る鳥達が群れになって飛んでいる。絆創膏作りを手伝ってくれたガーネとベラが、地面の上を跳びはねて遊んでいた。
今日は早く帰れるといいな。今日の夕ご飯、イラリオさんの大好物なんだよね。
そんなことを考えながら、私はアルマ薬店のカウンター前で過ごす。
そのとき、のんびりとしたときの流れを破るように突然目の前に黒いものが現れ、私の胸に飛び込んできた。私は咄嗟に両腕でそれを受け止める。
「エリー。大変にゃ!」
「え? イリス!?」
「とにかく、すぐ行くにゃん」



