ブルノ大司教は信じられないと言いたげに、目を見開く。
「はい。エリーが特別な薬を作ってくれたお陰で、意識が戻ったんです」
イラリオさんから説明されるブルノ大司教は、自分の膝の辺りに縋り付いている私に目を向ける。
「そうなのですか?」
「うん。リーンに相談したら、ブルノ様の症状にも効く薬の作り方を教えてくれたの。効いてよかった!」
視線を少しずらしたブルノ大司教に、ザグリーンも頷いてみせる。
「そんなことが……。アリエッタ、それに皆さん。心配をかけました」
ブルノ大司教は眉尻を下げ、謝罪する。
「いえ。この町のことは俺がしっかり見る責任があります。こんなことになるまで気付かず、申し訳なかった」
イラリオさんは謝罪の意を込めて、頭を軽く下げる。
「中央の聖協会には、今回のことを伝えます。今の状況を考えると、聖女様には礼拝の回数を増やしていただかなければ」
「そうですね。ここ最近、確かに結界そのものが緩んでいるのを感じます」
そう言ったブルノ大司教は険しい表情のまま、じっと一点を見つめる。
「はい。エリーが特別な薬を作ってくれたお陰で、意識が戻ったんです」
イラリオさんから説明されるブルノ大司教は、自分の膝の辺りに縋り付いている私に目を向ける。
「そうなのですか?」
「うん。リーンに相談したら、ブルノ様の症状にも効く薬の作り方を教えてくれたの。効いてよかった!」
視線を少しずらしたブルノ大司教に、ザグリーンも頷いてみせる。
「そんなことが……。アリエッタ、それに皆さん。心配をかけました」
ブルノ大司教は眉尻を下げ、謝罪する。
「いえ。この町のことは俺がしっかり見る責任があります。こんなことになるまで気付かず、申し訳なかった」
イラリオさんは謝罪の意を込めて、頭を軽く下げる。
「中央の聖協会には、今回のことを伝えます。今の状況を考えると、聖女様には礼拝の回数を増やしていただかなければ」
「そうですね。ここ最近、確かに結界そのものが緩んでいるのを感じます」
そう言ったブルノ大司教は険しい表情のまま、じっと一点を見つめる。



