零さないように少しずつ薬を与えてゆくと、ほどなくブルノ大司教の喉が上下に動く。薬を飲み込んだのだ。
「飲んだ!」
「ああ、そうだな」
イラリオさんも頷く。
(ちゃんと効くかな……)
これまで薬師として活躍してきた全ての技術を詰め込んで作った薬だ。アメイリの森で精霊達に手伝ってもらいながら見つけた世界樹の実も砕いて粉状にして薬に混ぜ込んだ。これが効かなかったら八方ふさがりになってしまう。
(どうか効いて!)
そんな願いが通じたのか、薬を飲み込んだブルノさんの体が鈍く光る。
「えっ! どうしたんだろ?」
私はその変化に驚き、狼狽えた。その場にいた主治医の先生や、イラリオさんも驚愕の表情を浮かべている。
(もしかして、世界樹の実を飲ませたせい?)
「飲んだ!」
「ああ、そうだな」
イラリオさんも頷く。
(ちゃんと効くかな……)
これまで薬師として活躍してきた全ての技術を詰め込んで作った薬だ。アメイリの森で精霊達に手伝ってもらいながら見つけた世界樹の実も砕いて粉状にして薬に混ぜ込んだ。これが効かなかったら八方ふさがりになってしまう。
(どうか効いて!)
そんな願いが通じたのか、薬を飲み込んだブルノさんの体が鈍く光る。
「えっ! どうしたんだろ?」
私はその変化に驚き、狼狽えた。その場にいた主治医の先生や、イラリオさんも驚愕の表情を浮かべている。
(もしかして、世界樹の実を飲ませたせい?)



