イラリオさんの表情が、瞬時に険しいものへと変わった。私は今さっき見た状況を必死で説明する。
「話はわかった」
イラリオさんは固い表情で頷くと、すぐに部下達への指示を出し始めた。
◆ ◆ ◆
アリエッタが焦った様子で俺を呼びにきたのはちょうど昼過ぎの訓練をしているときだった。ザグリーンの背中に乗ったアリエッタは、いつになく真剣な様子だ。
「イラリオさん! 大変なの!」
「大変って何が?」
「川がせき止められていて、このままだと大変なことになっちゃう」
「何? 川が?」
すぐには何を言っているのか理解できなかった。
よくよくアリエッタの話を聞くと、散歩をしていたらたまたま水の聖霊に出会い、川がせき止められているのを教えられたという。その規模感がアリエッタの話からではいまいち掴めないが、もしも決壊すれば災害になりかねない。
「話はわかった」
イラリオさんは固い表情で頷くと、すぐに部下達への指示を出し始めた。
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アリエッタが焦った様子で俺を呼びにきたのはちょうど昼過ぎの訓練をしているときだった。ザグリーンの背中に乗ったアリエッタは、いつになく真剣な様子だ。
「イラリオさん! 大変なの!」
「大変って何が?」
「川がせき止められていて、このままだと大変なことになっちゃう」
「何? 川が?」
すぐには何を言っているのか理解できなかった。
よくよくアリエッタの話を聞くと、散歩をしていたらたまたま水の聖霊に出会い、川がせき止められているのを教えられたという。その規模感がアリエッタの話からではいまいち掴めないが、もしも決壊すれば災害になりかねない。



