年上なのに、翻弄されて

「呉ちゃんずっとそわそわしてるけど,何かあるの?」          
                
「え! 別に……」        
              
                
               
ただ……            
                
朝,下駄箱で蓮と別れる時……
               
                
                 
『お昼,呉羽のところに食べに行くから待っててね?』             
               
               
                  
本気か分かんないけど,そう囁かれて……
                
                
               
「どうやってか知らないけど,後輩がここにごはん食べに来るかもしれないだけ」
              
「後輩って朝の?」
                
               
               
そう言う達也の顔は険しい。    
                
朝って,あれの事!? やっぱり達也もみてたんだ……知らない人に見られるより恥ずかしいかも。           
               
             
               
「そう……だよ? 家が隣で……ちょっと」