学校についてすぐ,美世ちゃんと達也に誕生日を祝って貰えた。
午前の授業がサッと過ぎ去ってお昼。
「誕生日おめでとうございます」
美世ちゃんに聞いていたらしい真田くんは,お祝いの言葉と共に,クリスマス前とかに売っている小さなお菓子セットをくれた。
あんまりこったものを送るのは……と色々考えながら選んでくれたらしい。
律儀だなと思った。
教師に見つからないようにそっと鞄にしまう。
午後は午前よりも過ぎるのが遅かった。
きっと,蓮との約束を思い出してはそわそわしてしまったから。
放課後は美世ちゃんと達也と一緒にカフェに向かう。
これはもう,私達にとっての恒例行事。
誰かの誕生日にはお店に入ってプレゼントを渡すの。
蓮は料理をつくって待っていてくれるらしい。
温かくて動きやすい軽装をしてきてと言われたのを忘れないようにしないと。
「はいっ呉ちゃん。お揃いだよっ!」
午前の授業がサッと過ぎ去ってお昼。
「誕生日おめでとうございます」
美世ちゃんに聞いていたらしい真田くんは,お祝いの言葉と共に,クリスマス前とかに売っている小さなお菓子セットをくれた。
あんまりこったものを送るのは……と色々考えながら選んでくれたらしい。
律儀だなと思った。
教師に見つからないようにそっと鞄にしまう。
午後は午前よりも過ぎるのが遅かった。
きっと,蓮との約束を思い出してはそわそわしてしまったから。
放課後は美世ちゃんと達也と一緒にカフェに向かう。
これはもう,私達にとっての恒例行事。
誰かの誕生日にはお店に入ってプレゼントを渡すの。
蓮は料理をつくって待っていてくれるらしい。
温かくて動きやすい軽装をしてきてと言われたのを忘れないようにしないと。
「はいっ呉ちゃん。お揃いだよっ!」