『もう少し花火が見たかったらしくて』
…って、そんなわけねーじゃん。
告白する前に一方的にフラれた相手と、どのツラ下げていっしょに花火を眺めるっていうんだよ。
夏兄と別れ、階段を駆け上がると、屋上へのドアを開いた。
グラウンドよりも、手が届きそうなくらいに間近に見える花火。
その花火の光に照らされて、フェンスのところでうずくまる小さな影があった。
…って、そんなわけねーじゃん。
告白する前に一方的にフラれた相手と、どのツラ下げていっしょに花火を眺めるっていうんだよ。
夏兄と別れ、階段を駆け上がると、屋上へのドアを開いた。
グラウンドよりも、手が届きそうなくらいに間近に見える花火。
その花火の光に照らされて、フェンスのところでうずくまる小さな影があった。



