♧♡四季島家のメイドさん♤♢

これでも暴走族総長だし、そういう気配はすぐに察知できる。


だから、目の前にいるモカが偶然を装ってなにかされそうになったときには、すぐにオレが割り込むようにしてモカを庇った。

結果、モカは女たちの悪事には気づくこともなく、平凡な学校生活を過ごしている。


ただ、オレだって毎日まじめに登校しているわけじゃない。

オレの目が行き届いていない場所で、きっとモカは嫌がらせをされているに違いない。