なんとかギリギリ時間に間に合った私は、席に着いて、ふぅーっと息を吐いた。
つ、疲れたぁっ……私、体力が致命的なのです。
で、でもっ……5分間走り続けたんだよっ……!? (※駆け足です)
それは誰だって疲れるよねっ……?
席で一息ついている時、ふと隣の席に目がいった。
ん? なんだろこの席?
私の隣、誰もいないはずなんだけど……。
まぁそんなことはさておき! 私は本を読むのだ!
この、素敵な王子さまとお姫さまのお話を……ふふっ。
このお話、大好きなんだぁっ……。(読んだ回数:198回目)
「はーい皆席に着いて〜」
マジかい、先生……空気読んでよ……。
今から読み始めるところだったのに!
仕方がなく本をしまって先生へと視線を向けた。
他のみんなも先生の指示に従って、席に座る。
なんだろ……でも、先生の顔が……顔が……。
にやけまくっている!!!
鼻の下長っ!
いつもは清楚系なキリッとした女の先生なんだけどっ……。
「きょ、今日は……ぐふふっ……♡」
ん? 今"ぐふふっ"て聞こえたのは私だけかな?
語尾にハートマークが着いているように聞こえたのも気のせいかな??


