流れ星の王子さま。〜突然告白してきた王子は私への溺愛が止まりません♡〜


苦しそうに、一言一言しっかり話してくれる天王院さんに、胸がキュゥっとなる。


こんな正直に気持ちを伝えてくれる……。





「結愛に嫌いだって言われるのが……拒絶されるのが怖かったから、これ以上好きになる前に、突き放した」


「っ……! じゃあ、私のこと嫌いになったわけじゃない……?」


「!? 当たり前だろっ……俺はお前のことが好きだ」


「っ……」





そんな優しい理由で、私のことを突き放したの……?


私……私はね……。





「よかったぁ〜〜っ……!」





安心しすぎて、ぶわっとさっきよりも涙が溢れてくる。


止まらない。溢れてくる。


天王院さんは指先で私の涙をすくってくれた。





「わ、私っ……天王院さんに嫌われたくないっ……。好きって言ってもらえたの、真っ直ぐに伝えてくれたの、すごく嬉しかったっ……。私のこと好きなら、もう離れていかないで欲しいっ……」





こんなに素直に自分の想いを伝えることなんて、今までほとんどなかった。


でも、今は伝えないなんてできなくて。


天王院さんはしっかり伝えてくれた。


だったら私も……しっかり向き合う。





「ずっとそばにいてくださいっ……」





ワガママなの、分かってる。


天王院さんのこと、好きじゃないかもしれないのに……こんなこと、おかしい。



酷いのも分かってる。