流れ星の王子さま。〜突然告白してきた王子は私への溺愛が止まりません♡〜


「……天王院さん、もう私のこと好きじゃないよ」


「えっ?」




天王院さんから私に目を向けた美瑠ちゃんに、ニコッと口角を上げた。


笑わないと……心配かけちゃう……。




「さっき、昨日の告白、取り消しといてって言われたの。私に大胆に告白してきたくせに……もう飽きちゃったなんて、身勝手すぎる……」




笑わなきゃって思ってるのに、自然とムスッとした顔になってしまう。


もう目立たなくてもいいから、嬉しいけど……飽きるの早すぎてちょっと見損なったもん……。


星音様みたいに、もっと一途で、誠実で、綺麗な心を持つ人だと思ってたのに。


そんな星音様みたいな完璧な人なんていないって分かってるけどさぁ……こんなすぐ……。



人の心をもてあそぶなんて酷すぎる……。



ちょっとだけ、天王院さんを好きになるかもとか思っちゃったのが恥ずかしい。




「飽きた? ふふっ……そんな解釈されちゃったなんて、天王院様が可哀想だわw」


「???」




よく分からないけど、もう天王院さんには騙されないっ……!!


昨日の真剣な表情は、全部演技だったのかな……そんな風には見えなかったけど……。



でももう天王院さんなんて知らないっ!