「っ……、天王院さんっ?///」
瞬く間に赤くなっていく私の顔を見て、天王院さんは満足気に微笑んだ。
な、なぜ手をっ……///
「結愛、顔真っ赤。可愛いな」
「っ〜……!///」
ただえさえ男子慣れしてない私に、こんなイケメンさんから甘い言葉を囁かれて、赤面しないわけがない。
で、でもこれはっ……決して好きという訳では無い!
男慣れしてないからだっ……!
天王院さんから一定の距離を離れて、美瑠ちゃんの隣を歩く。
……油断の隙もない。気を引き締めないと!
心の中で、もう天王院さんにドキドキしないと誓った。
教室に入ると、私達は早速注目の的。
み、みんなの視線が痛いっ……。
注目されるのは得意ではないから、自然と顔が俯く。
まぁ……昨日天王院さんに公開告白されたから無理ないか……。
天王院さん、カッコイイもんね。
「結愛、席座る? 水持ってくるか? それとも……」
「じ、自分でやるので結構です!!」
こういうことされると、多分私、天王院さんに甘えちゃう……。
天王院さんの優しさを断ってしまったことは本当に心苦しいけど、こき使うようなことはしたくない。
天王院さん、ごめんなさい……。


