『絶対俺のこと好きにさせるから』
天王院流星さん。
あなたは私の、王子さまですか?
♪。.:*・゜♪。.:*・゜
夢を見た。
天王院さんの夢。
頭の中は、天王院さん1色だ。
「ふわぁっ……美瑠ちゃんおはようっ」
「おっ、珍しく早起き出来たね! えらいえらいっ」
わしゃわしゃと頭を撫でてくれる美瑠ちゃんに、私は無邪気な笑みを向けた。
すると美瑠ちゃんは、『はぁっ……』とため息をついてから、ポツリと
「天王院様が惚れるのも分かるわ……」
と、呟いた。
その瞬間身体中に熱が集って頭がフラっとする。
ほ、惚れるってっ……。
改めて告白されたことが夢ではないと思い知らされる。
わぁっ……また頭の中天王院さんだらけになっちゃったっ……。
「はぅ〜っ……どうしよ〜、天王院さんが私のこと好きって……ありえなさ過ぎて///」
あんなイケメンさんが……どうして私なんかのことを……?
王子さまみたいにキラキラな人が……。
でもきっと、なにかの勘違いだ。
何日か経ったら飽きて、私を捨ててしまうんだ。
私の……両親のように―――
「結愛? 顔色悪いよ?」
「あ、ううんっ、なんでもないよっ!」


