流れ星の王子さま。〜突然告白してきた王子は私への溺愛が止まりません♡〜


「チャンスとは?」



どういうこと?



「俺に、頑張らせて欲しい」


「なっ……そ、それ、私に拒否権は……?」


「無い」



こ、これっ……好きになるまでずっと付きまとわれるってこと……!?


これじゃあ彼氏もできないよっ……!


ブランケットを目の下まで上げて、顔が赤いのを隠す。


ちょっと眉を下げて睨んでみても、彼は優しく微笑むの。


心臓はなぜか大きく音を立てていて、鳴り止まない。


うぅっ……天王院さん、やっぱりカッコいいっ……。


星音様みたいっ……。



「いいよ……チャンスあげる。でも、絶対! 好きにならないから!」


「そりゃどうも。でも残念。絶対俺のこと好きにさせるから」



私の好きな本の王子さまにそっくりな天王院さんは、

私の王子さまなのかもしれない。