幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!

あ、待って!

私も家の中に入る!


慌てて春原さんと水樹兄弟の後を追う私。

パンパンの大きなボストンバッグを抱えて玄関に入る私。


うわぁ……。

広い玄関だ。

玄関だけで私のアパートの部屋ひとつ分くらいだよ⁉


……ありえない。


靴を脱いでそのまま奥へ進んでいくと、これまた大きなリビング。

ソファの前にはローテーブル。

それとは別に、4つ椅子のあるテーブル。

カウンター付きのダイニングキッチン。

大きなテレビに、鉢植えまで置いてある。


……どこぞの別荘ですか。

こんなおしゃれなところって、かなりお値段が高いんじゃ……。


呆気にとられる私を置いて、唯斗くんと春馬くんは春原さんに案内され、2階へと続く階段を上っていく。